2018年7月25日水曜日(HealthDay News) — 認知症患者に睡眠薬を与えると、骨折のリスクが高まる可能性があることが新しい研究で示唆された。
研究者らは、一般的に処方されている睡眠薬のゾルピデム、ゾピクロン、ザレプロン(いわゆるZドラッグ)を服用した約3,000人の認知症患者と、服用しなかった約1,700人の認知症患者のデータを比較しました。
睡眠薬を服用した人は、あらゆる種類の骨折のリスクが40%高く、そのリスクは睡眠薬の用量が多いほど高くなることがわかりました。
骨折、特に股関節の骨折は、早死にのリスクを高めると研究者らは指摘しています。
「認知症患者の約半数は、睡眠障害があり、頻繁に目が覚め、夜間に徘徊します。
「認知症の人の約半数は、眠れない、目が覚める、夜中に徘徊するなどの症状があり、本人や介護する人の生活の質に大きな影響を与えます。