(Arithmetic Logic Unit) 計算や比較を行うCPU内の高速回路のこと。 数字はRAM(メモリ)からALUに転送されて計算され、その結果がRAMに戻される。 英数字のデータは、RAMからALUに送られて比較される。 例えば、If ItemA equals ItemB GoTo UpdateRoutine.
Floating Point Operations
除算の結果、分数が発生することがありますが、分数をサポートする浮動小数点演算を扱うALUもあれば、そうでないALUもあり、別の回路が必要になります。 DSPを参照してください。
マルチプルALU
チップの中には、複数のALUを持ち、同時に計算ができるものがあります。 例えば、サムスンのスマートフォン「Galaxy S9+」に搭載されているAdrenoグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)には256個のALUがあり、1秒間に7億1,000万回の同時計算を行い、1秒間に7,270億回の浮動小数点演算(727GFLOPS)を実現しています。 コンピュータ、制御装置、半加算器を参照してください。
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1957年のALU

腰を落ち着けて見入ってしまうような算術論理演算装置。 この床置き型のALUは、ハネウェル社のDatamatic 1000コンピュータの一部でした。 (画像提供:Honeywell, Inc.)

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30年後

1987年には、この386チップに組み込まれたALUは、鉛筆の消しゴムの先に余裕で収まっていました。 現在では、ALUは鉛筆の先ほどのスペースしかありません。 (画像提供:Intel Corporation)

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