Cortanaは、今は亡きWindows Phoneモバイルプラットフォームのデジタル音声アシスタントとしてご存知の方も多いでしょう。
マイクロソフトのゲーム「Halo」シリーズに登場するAIキャラクターにちなんで名付けられたCortanaは、カスタマイズ可能で個人的な機能を多数備えたバーチャルアシスタントです。 ここでは、Windows 10でCortanaを設定し、使用する方法をご紹介します。
サインインして始める
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Microsoftアカウントにサインインしていれば、Cortanaの機能を最大限に活用することができます。 そのためには、タスクバーのCortanaアイコンを選択します(検索バーの右にあります)。 次に表示される「サインイン」ボタンをクリックし、画面上の指示に従います。
Cortanaの設定
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Cortanaの設定にアクセスして、自分の好みに合わせてCortanaをよりよくカスタマイズすることができます。 まず、タスクバーにある「Cortana」アイコンを選択します。 続いて、「More」アイコンを選択します(左上にある、3つの水平方向のドットのセットのようなアイコン)。 表示されるドロップダウンメニューから「設定」を選択します。
Cortanaの設定メニューで設定できる設定は3つのカテゴリーに分かれています。
「このデバイス」セクションでは、Cortana との対話方法 (Cortana への入力または音声起動) を選択し、それぞれの対話に必要な権限を有効にすることができます。 キーボードショートカット」では、Cortanaの起動に使われるWindowsキー+Cのショートカットを有効または無効にしたり、そのショートカットを押したときの動作を選択したりすることができます(Cortanaに向かって文字を入力したり、音声で話したりする機能を付与するか、Cortanaに向かって文字を入力する機能のみを付与するかなど)。 このデバイス」セクションの「マイク」と「音声起動」のサブセクションでは、Cortanaで音声起動を使用するために必要な権限を有効にすることができます。
Cortana の設定の「アカウント」セクション(「プライバシー」サブセクション)では、カレンダーや連絡先などへのアクセスを Cortana に許可した権限を取り消すことができます。 また、Cortanaからサインアウトすることもできます。
最後に、「ハードウェア」セクションでは、SurfaceヘッドフォンやAmazon Alexaデバイスなどのデバイスを管理し、Cortanaに追加することができます。 Surfaceヘッドフォンの場合は、「Manage My Surface Headphones」をクリックします。 Amazon Alexaデバイスの場合は、「Amazon Alexa Devices」をクリックします。
Cortanaアイコンの表示・非表示
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タスクバーにCortanaアイコンを表示したくない場合は、非表示にすることができます。 隠すことができます。 タスクバーを右クリックします。 表示されたメニューから「Show Cortana Button」を選択すると、その横のチェックマークが消えます。 チェックマークを外すと、Cortana アイコンが非表示になります。 アイコンを再び表示させたい場合は、「Cortana ボタンを表示」オプションを再度選択して、隣にチェックマークを追加します。
Cortana のメイン画面
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タスクバー上の Cortana アイコンをクリックすると、「Cortana! タスクバー上のCortanaアイコンをクリックすると、シンプルなチャット履歴画面のような非常に合理的なインターフェースが表示されます。 ただし、今回はCortana自身とのチャットとなります。 この画面では、画面下部の「Ask Cortana」テキストボックスに質問やコマンドを入力するか、音声でCortanaを起動して質問をすることができます。 その際には、必ずCortanaの通夜の言葉を使ってください。 “Cortana “です。 ウェイクワードを忘れてしまった場合は、Cortanaのメイン画面の右下にあるマイクのアイコンをクリックすることもできます。
Cortanaでできることは限られていますが、デスクトップアプリケーションを開いたり、現在の天気を尋ねたり、リマインダーを設定したり、トリビアの質問をしたり、他の言語での言葉を尋ねたり、特定の日付や時間に何か予定があるかどうかを尋ねたりすることができます。 また、Cortanaに尋ねることができる他の質問も提案されます。 これらの提案は、「Ask Cortana」のテキストボックスのすぐ上に小さなボタンとして表示されます。 これらをクリックすると、Cortana にその質問をすることができます。
リマインダー
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SiriやAmazon Echoのように、Cortanaにもリマインダー機能があります。 しかし、Cortanaはこれらのリマインダーを設定することができますが、Microsoft To Doという別のMicrosoftアプリを使って管理する必要があります。
Cortanaを使ってリマインダーを設定するのは簡単です。 リマインダーを設定するには、「リマインダーを設定してください」と言うだけで、Cortanaが自動的にMicrosoft To Doアプリ内にリマインダーを作成します。 また、作成されたリマインダーはCortanaのメイン画面のチャット履歴に表示されます。 Cortanaに設定を依頼したリマインダーを変更するには、チャット履歴のリマインダーに移動し、「To Doで編集」をクリックします。 すると、「To Do」アプリが表示され、必要に応じてリマインダーを編集したり削除したりすることができます。
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