NASAの宇宙飛行士が、史上最長のフットボールパスの新記録を樹立した？

国際宇宙ステーションの軌道上で撮影された新しいビデオが、この信じられないような偉業を捉えました。

宇宙ステーションは、時速約17,500マイル（時速28,163km）で地球の周りを回っています。 そのため、宇宙飛行士のティム・コプラ氏がサッカーボールを宇宙ステーションの長さ方向にそっと投げたとき、地球上に立っている人が測定した場合、ボールは技術的には1秒間に約8,800ヤード（8046m/s）を移動していました。 ビデオによると、ボールは合計で564,664ヤード（516,328メートル）を移動しており、NASAは “これは世界新記録か？”と問いかけています。

コプラ氏もボールを投げたときには信じられないスピードで移動していたことを考えると、ギネス記録は認められないのではないかと推測されます。

コプラ氏は2016年6月に軌道上の実験室への最新の旅から帰国していますので、NASAはこの記録達成の可能性のある映像をしばらくの間保持しており、今週の日曜日（2月5日）に開催される2017年のスーパーボウルに先駆けて公開することにしたようです。 ヒューストンのダウンタウンにある「ディスカバリー・グリーン」では、このスーパーボウルに向けて、無料のフェスティバルが開催されます。 ここでは、宇宙船が火星に着陸する様子をバーチャルリアリティで再現したローラーコースター「Future Flight」が目玉となっています。

この無料フェスティバルでは、NASAをはじめ、ボーイング社、エアロジェット・ロケットダイン社、ロッキード・マーティン社、ノースロップ・グラマン社、オービタルATK社、レイセオン社などの民間宇宙飛行企業による展示、ブース、アクティビティが行われます。

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