ローズマリーは、一年中常緑樹として楽しめ、料理に使える香りのよい葉を持ち、春には蜜の多い花を咲かせてミツバチを誘う、万能のハーブです。
地中海原産のローズマリーは、水はけのよい土壌で、日当たりのよい場所で育ちます。 重い粘土質の土壌では苦戦することがあり、特に冬場は地面が湿りがちになるので注意が必要です。
How to grow rosemary at home
ローズマリーは日当たりの良い、水はけの良い土で育てましょう。 冬の間、根が湿った土に埋もれてしまうと、若い植物はダメージを受けてしまうので、庭に植える前に2、3年は容器で育てておくとよいでしょう。 植物が木質化するのを防ぐために毎年切り戻しを行い、秋には腐葉土やよく腐った堆肥、肥料などでマルチングしましょう。
ローズマリーの育て方についてはこちらをご覧ください。
- ローズマリーの挿し木方法
- ローズマリーとパンジーのポットディスプレイ
- ローズマリーのカブトムシへの対処
ローズマリーの植え方
ローズマリーの植え付けは春か秋に行います。 ローズマリーは霜には強いのですが、寒さと水枯れが重なると未熟な株は枯れてしまいます。 この点を考慮して、日当たりの良い場所で、水はけの良い土壌を選びましょう。 冷たい粘土質の土壌の場合は、バークや砂利、腐葉土などをたくさん入れて水はけを良くしましょう。 また、ローズマリーを鉢で育てることもできます。
モンティ・ドンがローズマリーやその他のハーブをハーブガーデンに植える様子をご覧ください。
ローズマリーのお手入れ
ローズマリーは、花後に切り戻しをして株が大きくならないようにする以外は、年間を通してほとんど手入れをする必要がありません。
ローズマリーは、土をベースにした泥炭を含まないコンポストであれば、コンテナでもうまくいきます。 水はけをよくするために、鉢の底にブロックを敷いてください。 乾燥する時期には水を与え、成長期には一般的な肥料を与えてください。 寒い冬には、植物を保護するためにカバーをかけましょう。
モンティ・ドンが針葉樹の挿し木からローズマリーを繁殖させる方法を紹介しています。
ローズマリーの収穫
ローズマリーの収穫は、小枝を主茎からそっと引き抜いて行います。
ローズマリーの保存
ローズマリーは常緑樹なので、1年中新鮮な状態で手に入ります。 乾燥には適していますが、冷凍保存はできません。
ローズマリーの作り方と用途
ローストポテトやお肉と一緒に、ローズマリーを数本入れてみましょう。 キャセロール、トマトソース、焼き魚、卵料理などにもよく合います。
ビネガーやオイルに加えるとさらに風味が増します。
ビネガーやオイルに加えると、さらに風味が増します。生のローズマリーを料理に使うときは、繊細な風味を打ち消すような刺激的なハーブであることに注意してください。
ローズマリーの育て方。
南ヨーロッパが原産のローズマリー・ビートル。
ヨーロッパ南部に生息し、かつてはローズマリーにとって深刻な脅威と考えられていましたが、通常はそれほど大きな被害はありません。
脚を伸ばしたままにしておくと、ローズマリーの生産性が低下し、見苦しくなってしまいます。
ローズマリーの生け垣を作る
生け垣に最適なローズマリーの品種の1つが’Miss Jessopp’s Upright’です。 株の間隔は45cmくらいにしましょう。 繁茂を促すために、初夏に花が咲いたら切り戻します。
育てたいローズマリーの品種
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- ‘Benenden Blue’ – 濃いブルーの花と細い針
- ‘Lady in White’ – 直立するので生け垣として便利
- ‘Majorca Pink’ – 小さな淡いピンクの花と直立する性質
- ‘McConnell’s Blue’ – ブルーの花。
- ‘Miss Jessopp’s Upright’ – ブルーの花、直立した茎
- Prostratus Group – ペールブルーの花、アーチ状に伸びる茎
- ‘Severn Sea’ – ミディアムブルーの花で非常に芳香性が高い
- ‘Sudbury Blue’ – 非常に香りの高い葉とブルーの花