High blood pressure
高血圧が続くと、動脈や心臓に余分な負担がかかり、心臓発作のリスクが高まります。
高血圧は、健康的な食事、アルコール摂取量の抑制、健康的な体重の維持、定期的な運動などにより、軽減することができます。
食事と高血圧
健康的でバランスのとれた食事をするようにというアドバイスは、高血圧の方にも当てはまります。
塩分は血圧を上げます。 塩分は血圧を上げます。塩分を多く摂れば摂るほど、血圧は高くなります。
塩分は血圧を上昇させます。塩分を多く摂れば摂るほど、血圧が高くなります。1日に摂る塩分は6g(ナトリウム2.4g)以下を目安にしてください。
塩分を控える方法をご紹介します。
全粒粉のご飯やパン、パスタ、たくさんの果物や野菜など、繊維質を多く含む低脂肪の食事を摂ると、血圧を下げる効果があることが証明されています。
毎日5皿の野菜と果物を食べることを目標にしましょう。
1日5皿の野菜と果物の摂取についてはこちらをご覧ください。
アルコール
アルコールを飲む場合は、推奨量を超えないようにしましょう。
- 男性も女性も、1週間に14ユニット以上のアルコールを定期的に飲まないことが推奨されています
- 1週間に14ユニット以上を定期的に飲む場合は、3日以上に分けて飲むようにしましょう
14ユニットは、平均的な強度のビールであれば6パイント、強度の低いワインであれば小さなグラス10杯に相当します。
アルコール度数についての詳細はこちらをご覧ください。
定期的に推奨アルコール量を超えると、血圧やコレステロール値が上昇し、心臓発作のリスクが高まります。
短時間に大量のアルコールを飲んだり、酔っぱらうために飲んだりする「暴飲暴食」は避けましょう。
暴飲暴食をすると、血圧が急激に上昇し、危険な状態になる可能性があります。
研究によると、心臓発作を起こした後に飲酒を控えた人に比べて、暴飲暴食を続けている人は、次の心臓発作や脳卒中などの深刻な健康状態で死亡する確率が2倍になるそうです。
アルコールを控えるためのヒントをご覧ください。
飲酒を控えるのが難しい場合は、GPに相談してください。
アルコールサポートについてはこちら
体重
体重が多いと、血液を体中に送り出すために心臓の働きが悪くなり、血圧が上がります。
もし体重を減らす必要がある場合は、ほんの数キロの減量でも血圧や健康に良い影響を与えることを覚えておいてください。
体重を減らす方法についてはこちらをご覧ください。
運動
活動的になり、定期的に運動することで、心臓や血管の状態を良好に保つことができ、血圧を下げることができます。
ウォーキング、水泳、サイクリングなど、体に負担のかからない運動がお勧めです。
ウォーキングや水泳、サイクリングなどの負荷の少ない運動がお勧めです。サッカーやスカッシュなどの激しい運動は適していないかもしれません。
ウォーキングの利点、フィットネスのための水泳、サイクリングの始め方などについては、担当の医師にご確認ください。